スーパーストラット

スーパーストラットのアレ -06-

http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2008/02/05_f918.html
のつづき。

今回は、少し数値を書きます。

スーパーストラットは多関節ゆえ、
NSよりも多くのボルトやナットを操作しなくてはならない。

修理書なしで作業するのは全くオススメできないし、
トルクレンチ無しというのもダメだ。
ご家庭用工具セットでは、分解できても使用できる状態には戻せない。
今までもそう思ってはいたが、それプラス、
「無条件に作業者を信用するな」ということを付け加えたい。
これは自分が作業者の場合も含めてだ。
Picture001_060
写真は右側で、自分でやったアーム交換は右側のみ。
Picture001_074
スーパーストラット ロワーアームNo.2のメンバー側は、
ロワーアームブラケットでスタビライザーブッシュと共に固定される。
そのボルトは4本。小さいナットが2個だ。
四本のボルトの締め付けトルクは異なる。
クロメートメッキ(金色っぽい)ボルトは2400kgf・cmで、
ドライブシャフトのセンターナットよりも強いトルクが指定されている。
これを素手+ご家庭用工具セットで規定トルクに締め上げるのは無理だろう。
その左右は1500kgf・cm。
奥の物は510kgf・cmと極端な差がある。
単にボルト径だけでは締め付けトルクは予想できない。
Picture001_002
締めすぎれば破壊(あるいは破壊直前かもしれないが分かりようが無い)
緩ければ意味が無い。
素直に緩んで抜け落ちてくれればいい。
だが、緩んだところに力が加われば「何か」が破損する。
現実、適正工具でも、ジャッキスタンド(馬)環境下の寝そべった状態では、
2400kgf・cmに達するのは難しい。

これほど強い締め付けトルクが要求されるのだから、
外力が集中することが予想できる。
ボルトは限界まで張りつめた状態だ。
実際には「ボルト山とねじ山が」だが、素人(私)は忘れがち。

この締め付けトルクにボルト山が何度も耐えられる根拠は無く、
まして、まともなトルク管理がされてい無い可能性があるならば、
(締めすぎ、規定トルク以下どちらの場合も)
可能な限り新品ボルトを用意するのが望ましい。

なぜそう思うのか?

それは今回の事件でいろんな人に教えてもらったから。

で、SSの話を。

>スーパーストラットは多関節ゆえ、
NSより異音が出やすいと思う。
大きな動きをしたときの異音ならば、
構造と動きをなんとなくでも理解していれば判断できると思う。
目視では各部ブーツの傷が主になると思う。

うねった道や小さな段差のときのコトコト音は、
アームに限定するならばボールジョイントのガタとグリス抜けor劣化で、
交換以外に対処は無いように思う。
延命としてはブーツを避けて注射器でグリスを注入とか

しかし、ブーツにトドメをさす可能性もあり、お勧めはしない。

見た目は複雑でも、
基本さえ守れば難しい技はいらないアーム周りだと思う。
しかし特装である。
どうやら、アームも品薄になってきた気配

ロワーアームブラケットも都合により交換してみたのだが、
日本に在庫が一個しかないといわれた(半年ほど前)
ショックの選択肢の無さから、NS仕様にする人もいるようだし、
部品がなくなってしまえばSSも頑張れない。
AE86のように永遠に、とは行かないだろうスーパーストラットではあるが、
一時代を築いたAE101/111の名と共に語り継がれていくだろう。
セリカもね。

おわりでつづく。

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スーパーストラットのアレ -05-

http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2007/12/04_5b5b.html
のつづき。

汚い代車に乗せられて、修理が仕上がるのを待つ。
この車が原因かわからないが、原因不明の湿疹が全身にできて、
年末までひどい状態だった。今も通院中。
右ハブベアの作業工賃は15000円くらい。
部品代はハブ+ベアリング+その他で17000円くらい。
外した部品は確認のため引き取りました。
今回のハブベア修理で思ったけど、ここまで頻繁に壊れる原因は、
運用の仕方だけじゃないような気がしてきた。

Photo001_030 Photo001_035
Photo001_048 Photo001_024

遅れた修理が仕上がってから一ヵ月後、
直ったはずの左ハブベアリング付近から回転系のキイキイ音。
速度に比例、舵角は関係ない。
様子を伺っていたが変化がないので自分で確認。
ABSセンサーに鉄粉。
ハブベアリングのダストカバーが打ち込み位置からずれている。
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写真を撮ってまた持ち込み。
車を取られてまた代車。一週間待たされた。
これって仕方のないこと?そんなに難しい作業?
なら「できません」って言えよ!

私は怒っています。
リアルタイムでとんでもない整備ミスというか、
ごまかしを見つけてしまったから。それも何年も気づかずに運用してきた。

いずれ私はディーラーに殺されます。
それは文章的楽しみに取っておこうか。

スーパーストラットの話を。
「スーパーストラットは曲がらない」
といえば、テメェの腕が悪いんだろ!となるだろうが、
最小旋回半径の話である。
ノーマルストラット(NS)4.8m
スーパーストラット(SS)5.2m
自分にとっては結構キツイ。
片側二車線、分離帯なしのUターンはほとんどできない。
停車まで減速して、
右折レーンの左端を使って、交差点中央すぎまでいかないと曲がれない。
危ないので基本的にはUターンはしない体質になった。
既出の伊豆での葬式のときも何度も切り返していた。
メルセデスやボルボよりも曲がれなくて驚いた。
数字じゃなくてオーバーハングとかいろいろあるんだろうけど…
曲げられない理由がよくわからないが、
タイヤが標準でNSより1インチ大きい
195/55R15という事と、
SSのアームの制限とか、デフの仕様とかなんだろうか?

WRCのように曲がれれば良いのに…
と常に思ってゐる。
(暴走の意ではなくて)
パリダカ中止には泣きました。

だらだら続く。
次回でSSの話はまとめたいと思います。
あまり参考になってないかも。
他の人たちとかぶってはいないよね。
http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2008/04/06_8e16.html

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スーパーストラットのアレ -04-

http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2007/12/03_7053.html
のつづき。

ハブヘアリングにガタがあると自分で判断しても、
決め付けたりはしない。
持ち込んだ先に症状を伝え判断を仰ぐ。
そして「素人診断では…ハブベア」といっておく。
クレーム以降、このやり方にしている。
あれ以降も、お約束のように各Dで大なり小なり問題が起こっている。
今回もそうだった。

ハブ+ステアリングナックルを車両から切り離して持ち込み、
作業工賃をケチることもできるが、
作業責任とか保証の問題があるので全面的に任せる。

車両を一日預かったDの判断はハブベアリングで、
そのまま入院。部品が来るまで+作業時間を待つことになった。
戻すのが面倒という理由だったが、どこまで分解したのやら…
あるいは、部品が来るまでの手隙の時間に分解していきたいとか?

私の判断も間違いはなかったようで一応安心。

私はハブベアリングのオイルシールキットを持っていたので、
車両持込の日に持っていった。
頻繁に壊れるハブベアを延命させるにはグリス交換が有効?
ベアリングをはずさなくてもグリスの追加は可能かどうか?
を試すためだった。
部品の持込はトラブルを招くし、無理強いはしなかったのだが、
型番を調べたDは「この車では使えません」と断言。
「SSだよ」と言ってはみたが、それ以上は及しなかった。
しかし、この先の展開を予想できた。

作業が終わる予定日、電話がかかってきた。
「ベアリングの品番を間違えて発注してしまいました~」
やはりか。お約束すぐる…
SSとNS
を間違えたのだろう??
正直、私が過去に受けた不手際の数を知っている人ならば、
イキナリぶちきれてもかまわないと言ってくれるだろうが、
ゆとりとかDQNの強い時代である。
命握られてる以上、揉め事は起こさないほうが懸命だ。
嫌なら最初からDにはかかわらなければいい。
時給で働く技術者の皆さんご苦労さんです。

補足すると、車検証の番号ではSSだとはわからない
グレードもGT-APEXとしか表示されない。
ABSの有無は?
電装品も複数社扱いだと現物確認が必要になる。
現場の人間に、

過去の販売車両すべてのグレードを覚えておけというのも無理な話だ。
だがそれが原因で客に迷惑をかけるなら、断ってくれてかまわない。
しかし天下のT社である。
パーツリストにはSSとNS両方の部品が混ざって記載されているだけなのだ。
(さらにほかのグレードや
GT-Zも)
見りゃわかるのだが、その余裕がない現場なのか。
私は口頭で指摘してるしさ~。

スーパーストラット、ABS、LSDを装備している場合は、
車検証にでっかい字でメモを貼り付けておくのをオススメする。

車取られてる以上、待つしかないのだが、
代車が最悪。
色剥げまくりの小型車。
オーディオはチューナー/MDでCDユーザーの私にとってはチューナーのみ。
内装欠落。車内も汚い。
トランクに謎の荷物満載だったり、小物入れがレシートだらけだったり、
シート下にお菓子のカスが空き缶が落ちてたり。
代車が汚いDはダメなことが多いというのは最近わかってきた。
下取り車を掃除もしないで使ってるような奴らね。
作業内容も信用できないよ。同じ「車」なんだから。

年を越してつづく。ごめん。
http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2008/02/05_f918.html

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スーパーストラットのアレ -03-

http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2007/10/02_7ebe.html
のつづき。

書いた文章が丸ごと消えたり…
それ以外にも集中できなくなるようなことが次々と…

Photo001_105
前回、スーパーストラットのアームのジョイント部が壊れた場合、
アーム丸ごと交換しかないと書いた。
これは避けようがないのだが、
特殊装備がどれだけ金食い虫かということを晒しておきたいと思う。

ノーマルストラット
フロントサスペンションロワーアームNo.1(NSはNo.1のみ)
10500円
ロワーアームブラケット(構造から見て必要だと判断)
2100円

スーパーストラット
フロントサスペンションロワーアームNo.1
14900円
フロントサスペンションロワーアームNo.2
13700円

パーツリストが古いので多少値段は変わっていると思う。
部品代だけで160
00円の差。さらに周辺部品の値段も変わってくる。
構造と値段の差を体感できる人は当然文句ないだろうけど。

「特殊装備は大変だよ」ということを金額であらわしてみました。
NSに少しだけ乗ったことがあるけど、
NS>劣化したSSだと思う。
特にショックアブソーバーが原因か?
これも特殊形状なのでNSの2倍の値段。
私のトレノ丸のショックアブソーバーが調節式ではないのは値段が原因です。
できるものなら調整andカートリッジ式にしたい。

Photo001_018
周辺部品で怖いのは「ハブベアリング」
部品代もNSより高い7350円(D店頭価格

4年に1回は壊れる恐怖の部品。ガラスのアキレス腱。
しかし、この故障頻度は使い方による。
極端な走行をしていれば当然壊れるだろう。
私の場合は機械式LSDが原因のひとつだったと思う。
取り回し時にも相当な無理がかかる。
さらに、会社の駐車場が狭くて1日2回ほぼフルステア。
なにせ、峠通勤のインテグラやプレリュードがなんともないんだから。
コーナーでの無理な速度やスライドよりも、
ねじれた力と空転のほうがベアリングには悪いのだろう。

ハブベアリング故障の判断は、
『ジャッキアップしてタイヤをゆすってガタがあるかどうかで判断』
というのが通例のようだが、これまで私の場合には一度も合わなかった。
ガタはなく「異音」
直進時には音が出ないが、少しでも舵角があたれば「ギュッギュッギュッ」
「キュッキュッキュッ」と走行速度に対応した回転系の異音。
金属同士が当たっている音とは素人にはわかりにくい。
ゴムのこすれる音か幼児用の音の出るサンダルみたいな。
でも、ドライブシャフトの蛇腹ブーツからも似たような音が出ることもある。
この場合はゴム向けの潤滑剤を使えば判断できる。

前回のハブベアリング交換は、3年と6ヶ月前のクレーム事件のときで、
機械式LSDはヘルカルLSDに変わっているので、
負荷も減っただろうと安心していたのだが…
キやがりました…
今回は初めての「ガタ」発症です。

しかも早い!早いよ!

ごめん。つづく。
http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2007/12/04_5b5b.html

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スーパーストラットのアレ -02-

http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2007/08/01_409e.html
のつづき

2ヶ月近く更新できませんでした。
氏んだと思った?
思った?
Photo003_038


どの部分までを「足回り」とするかは人それぞれだと思うが、
足回りの交換といえば「ショックアブソーバー+スプリング」のイメージだろうか?
しかし、スーパーストラットのストラットには対キャンバーコントロールアームが生えていて、
気軽に交換できない。
ストラットと呼ぶことすらはばかられる。
だから「スーパー」なのだろうが、正直「傾き者」である。
Picture001_062

「スーパーストラット方式サスペンション」を考えると、
アームやジョイントでつながってるすべてが足回りに含まれるように思う。
自分で何度か分解してみて、そんな感じをうけた。

Picture001_066_2 
ショックアブソーバー+スプリング+アッパーマウント
アームすべて。
ハブにつながるすべて。
(スタビライザーは除外しておく)

アームはボールジョイントで連結され、
ブッシュは左右に一箇所づつ。しかしブッシュのみの交換は不可能。
一箇所が緩めば全体にダメージが及ぶ諸刃の剣。
劣化したジョイント部は、アーム丸ごと交換するしかなく、
ブッシュ交換などで延命できる他車種と比べると、確実にお金がかかる。
しかし、難しいブッシュの着脱がないので、
コツとか経験はあまり必要なく、修理書どおりに交換できるのかもしれない。

今日までに、
AE101、GT-APEXの「スーパーストラット周り」の劇症トラブルというのは一度だけ。
走り出しでノーズが浮き上がった瞬間に左前から「ギギッ!」とか「メギッ!」と異音。
音以外に特に症状はない。
確認してみればキャンバーコントロールアームのジョイントブーツに傷。
そこから
水や砂が入ってジョイントが錆びたらしい。
このときはクレーム問題から間がなく、かなり神経質になっていて、
確実に原因確認できるまでは修理に出さないと決めて、
亀裂部分から注射器でモリブデングリスを注入。
(確認ならCRCでも)
すぐに異音が消えたので原因を確信。
音の再発を待って、ディーラーでアーム丸ごと交換となった。

Photo
このとき診断してくれたのはD5のBさんだった。
試走してアームが原因だと判断。音以外にも体感があるとのことだった。
Aさんが接地状態でタイヤを外側に引っ張ったら、
見た目でわかるほど、タイヤがドカンと外に出てしまった。
ジョイントにガタが出て「可変キャンバーアーム」になっていたのだ。
自分が同じことをしてもまったく動かなかった。
力ずくとか怪力というのも整備には必要なのだと思った。
もちろん、乗っただけでわかるセンスもだけど。

各ジョイントブーツはゴムで、たいした部品ではないのだが、
単品での部品設定はなく、破損に気がついたとしても交換ができない。
実は、ジョイントブーツに傷がついていることには以前から気づいていたのだが、

どうにもできずに放置していたのだ。
この部分は作業で分解することはないはずだし、何かで傷つけたような跡だった。
自分で作業してみればわかるのだが、
ジョイントをはずす時に良く見ないとブーツを傷つける可能性は高い。
特に「洗濯バサミタイプ」のセパレーターをガシガシ突っ込むと傷をつけやすい。

純正のゴツイプーラーをよく見ながら使えば大丈夫。
Photo001_015


つづく。
http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2007/12/03_7053.html

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スーパーストラットのアレ -01-

アレとかやめれ。

これから書こうとしているスーパーストラットについての文章は、
自分が気にしている不具合の解消には至らず、
未解決、見当違い、または、複合要因の一端でしかないといった、
いままでにない内容で、結論が出ていません。

Photo001_087
これまで、あまりハッキリと解決しないトラブルとか、
雑誌に載ってるような、
当たり前の交換作業については書かないようにしてきた。
実際、作業の細かい手順の解説は素人がやるものじゃないし、

教えたがりにはなりたくない。だから数値もあまり書かなくなった。
しかし、blogで晒すあたりで目立ちたがりなのだとは思う。

自分で予想外の良いor悪い結果が出たと思うときと、
奇妙な写真がとれたとき。
「素人判断のヤバさ」を感じたときなどに文章を書いてきた。
読み物として面白いと思われるからだ。

気になっていなかったことが解消できなかった場合は、
解決できるまで文章にはしない。
実際、簡単には作業も進まない。
あたりまえの消耗品の費用だけでもそれなりの金額で、
不具合を気にしながら乗り続けなければならない部分もある。
Photo001_092

結局は「金と時間」の問題になってくるのだが、
スーパーストラット(SS)はそれを形にしたものだと思う。
部品単価が高い。作業に時間がかかる。
選んで買ったわけではないので余計にそう思うのかもしれない。
もし、次の車を買うときがきたら「特殊装備は絶対選ばない」と決めている。
維持費がかかるとそれだけ走れる時間が減ってしまう。
「タイヤ」「オイル」「ガソリン」などの基本以外にお金はかからないほうがいい。
車を走らせる事が好きで、お金が無い人にとっては特に。
Photo001_096

時に「スーパーストラット」で検索してきてくれる人がいるのだけど、
参考になりそうな物は何も無い。
なので、写真や作業イメージだけでも上げていこうと思い、
これまでの作業を書いてみることにしました。
もちろん、
すでに立派な文章がweb上にたくさんあるので、リスペクトってことで。

長い前置きおわり。

つづく。
http://nightfood.cocolog-tcom.com/blog/2007/10/02_7ebe.html

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